ユキを見つめる。必ずしもガムを見ているわけではなさそう。 |
最近どうも、小次郎のユキを見る目付きが変わって来てます。ユキが成長するに従って、ユキをメスとして意識し始めているのでしょうか。若いコンビニの店長が新人の女子大生のバイトを見る目付きです。
ガムを見ているようで・・・ |
ユキを見ている。 |
ユキの後ろに回りこんで腰を振る回数が増えました。ユキは何のことやらわからずに無視して黙々とガムを噛み続けてたりするわけですが。
前にも書きましたが、小次郎はペットショップで売れ残っており、生後6ヶ月迄をそこで過ごしました。幸いにしてそこのペットショップは、子犬同士を広めのケージに数匹同居させるスタイルであるため、犬に対しての社会化は比較的出来た状態で我が家へ来ましたが、小型犬ならではの早熟で、すでに性成熟を迎えつつ有り、足を上げて小用を足す様になり、マーキングをし、わずかながらマウンティングも有りました。
もう去勢の時期が来ていたわけです。早速獣医へ行き、去勢を頼み後ろ髪引かれる思いで預け、しばらくして迎えに行くと、獣医曰く
「片玉だった(笑)」
との事。片方が見当たらないし、開腹するのはちょっとアレだし、みたいな話で、様子見という事になりました。
しばらくして、「ありゃ?玉出てきた?」って事で別の獣医に行くと、取りましょう、という事になり、撤去。1度ならず2度までも玉を抜かれた小次郎は気の毒という他有りません。
そんな訳で、去勢の時期が遅れに遅れた小次郎は、かなり性行動を残す結果と相成りました。
清朝までは中国においては宦官制度が有り、宮廷には去勢した男が大勢居たわけですけれども、彼らに性欲がなかったかといえば必ずしもそうとは言えず、満足が得られぬ分むしろ強烈だったという話もあります。人間の場合、そう事は単純ではありませんから、それをそのまま犬に当てはめるのは妥当ではありませんが、小次郎を見ているとその話を思い出して少し可哀想になりますね。
やはり去勢は適正な時期に行うべきです。
それはそうと、犬に子を産ませる覚悟と、環境がないのであれば、私は極力去勢及び避妊はやるべきだと思います。犬の出産は相当にハードル高いですよね。資格がなければ売るわけにもいかないですから。譲渡先が10軒程度確保出来ないと辛いですね。ムツゴロウさんも昔は生まれた子犬をどんどん人にあげてたそうですが、タダであげてしまうと軽い気持ちで持って帰ってしまって、最終的に飼育放棄に至る事が多く、結局おカネを取ることにしたのだそうです。動物の出産というのは素晴らしい物でしょうから是非見たいところではありますが、産ませるのと産ませないのとではどちらがエゴイスティックかといえば、どちらとも言えない部分が有りますよね。
0 件のコメント:
コメントを投稿